研究のヒント

 

l  [建学の精神を墨守せよ]とか、「学会の伝統を維持する」のも大切だが、得てして進歩が止まり、マンネリに陥りやすい。そこで「修破離」で師匠から独立すれば新しい流派が誕生する。

l  岡目八目で他分野の常識を導入すれば、自分の分野の改善にも役立つ。囲碁将棋の世界に人工知能が挑戦し、棋士は苦戦を強いられている。

l  金融業界でもFintechを無視することはできなくなった。安全性、速度、手数料などで紙幣がいつまで競争力をもてるか研究しなければならない。

 

「こんな研究をしてはどうですか」というタネを募集します。

できればその研究費をクラウドファンディングで集め、「研究します」と名乗り出た研究者に寄付します。

研究者の人選は、大学、研究機関などの研究者から行ない、持ち逃げ詐欺を防ぎます。

投稿はinfo@22ca.orgへメールでお願いします。

 

【0003−気圧変動エネルギーの利用】

再生可能エネルギーには太陽光、太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱、海洋温度差などがあるが、何故か気圧は利用されていない。気圧は全世界で24時間変動するので、膨大なエネルギー源である。しかしエネルギー密度が低いので利用が難しいのか、空気圧時計くらいにしか利用されてない。しかしセンサーなど微小電力で動作する機器も多くなったので、気圧変動エネルギーの利用を研究する価値はあるのではないだろうか。)

 

【0002−単一食品食事】

カイコは桑の葉のみ、コアラはユーカリの葉のみ、パンダは笹のみ食べて一生を健康に過ごす。何故そんなことが可能なのか。

(ヒトはなぜ米、小麦、大豆、野菜、果物、魚、肉、卵などを食べなければならないのか。かつて池田勇人首相は「貧乏人は麦飯を喰え」と言って非難された。もし単一食品食事で一生を健康に過ごすことが可能であれば、世界で餓死する子供を減らすことができるのではないだろうか。)

 

【0001−闘争本能遺伝子の研究】

戦争はヒトに闘争本能遺伝子があるからではないだろうか。その遺伝子を組み替えれば、戦争はなくなるのではないだろうか。(イギリスの歴史学者のトインビーは「戦争の敗者は死んだので戦史を書けない。戦史を書けるのは勝者だけである。したがって、戦争すれば必ず勝つという印象を読者に与える。そのため次の戦争が勃発する」と言っている。同様に株に手を出して、全財産を無くした人は恥ずかしくて「株式投資の失敗物語」を書けないが、アメリカの投資家バフェットは「株式投資は儲かる」という成功物語を書けるので、それを読んだ人は株式投資を始める。

ヒトの遺伝子操作は倫理問題などあって、実現は難しい。少なくとも政治家の立候補資格に「闘争本能遺伝子除去済み」を入れてはどうだろうか。戦争はなくなるに違いない。)

 

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